速読できるようになってきた?

最近、速読が出来るようになってきた。

ような気がする。
ま、速読というよりも早く読めるようになってきたと言う方が断然正しいか。


オイラは元々文を読むスピードが遅い。
『読む→意味理解→構造理解→頭に場面をイメージ→なるほど!』
というプロセスを自動的に経るようになっていたので結構時間がかかるのだ。
しかも、ボキャブラリー不足、教養不足が伴って、意味不明な単語があったりするとかなりスピードが落ちる。
頭の悪さを証明するために、最近覚えた難しい言葉を紹介しよう。

鳥瞰的。

去年末くらいに何かの本で読んで初めてみた言葉だと思う。
本にはわざわざフリガナが振ってあったので読めたが、それでも何故か「うかんてき」と読んでしまったオイラ。
烏龍茶が飲みたかったのか、単語の最初に『鳥』みたいな文字があると『う』または『うー』と読んでしまうように、パブロフの犬状態になってしまっていたのかは分からんが、とにかく「うかんてき」と読んでた。
バカだ。

さてさて、そんなわけでオイラは読書スピードが極端に遅かった。
でも、最近はブログを読みまくってるおかげか、本を読むのに慣れてきたおかげか、結構読むのが早くなってきたのだ。
ワーイ。
具体的にどのくらいの速さになったというのは分からんけど、斜め読み出来るようになった!
流し読みって言うんだろか。
どっちでもいけど、実は今まで出来なかった。
オイラにとって、斜め読みは速読と同じようなもんで結構プレッシャーと集中力を要する。
『ザバザバーッと読んで理解するなんて無理じゃー!』ってわけで出来なかった。
でも、何故か最近は知らないうちに出来る様になってたんで、なんで出来るのか考えてみた。

最初に書いたが、オイラは頭の中で一定のプロセスを経て読んでた。
これが変わってきてる気がする。
『読む→意味理解→構造理解→頭に場面をイメージ→なるほど!』から
『読むというか見る→意味理解→構造理解→自分フィルター→ふーん』に、なった。

頭にイメージの部分がなくなってるが、実は自分フィルターの判定次第で映像の有無が決まる。
自分フィルターとは、悪い頭でオイラが溜め込んできた考えやら価値観やらである。
これにマッチするものは映像が浮かび、マッチしないものは一度フィルターを外してみて映像を写せるよう努力する。
これで理解できても理解できなくても多くの場合、『ふーん』となる。
もしも『ふーん』以外で『おう!なるほど!』とかなればオイラにとって嬉しいが、最近はそこまでグイグイ来るのが無い。
昔は偉い人らの考えと取り入れるべく自分を白紙にしてたので、色んな事が『おう!』だったが、ある程度価値観が固まってきたのであんまり感動しないのだ。
なんとも悲しいかな。
イメージする映像も短編だし、ハッキリしないのが多いしね。
まあ、早く読めば画像も早送りになるからしょうがないか。

その他の変わったところは、最初のところ。
読むという事より見るという事にシフトした。
段落ごとに見て、書いてある事を無意識に想像しながら読んでいるんだと思う。
これって本当の速読でも使うテクなんじゃなかろうか。
俺ってスゴイかも。
ついてる!(ある人の口癖をパクってみた)
ってわけでちょっとだけ速読できるようになった気分を味わってるのであります。

あぁ、今日の記事は手抜き感が・・・
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